代表税理士プロフィール

しかし、そんな順調な人生を歩んでいたある日、突如として災難が降りかかってきたのです。

税理士になって半年後の2012年12月。突然意識を失って倒れ、救急車で病院に運ばれる事態に。数時間後に意識を回復した時には病院のベッドの上、しかもその時には歩行が出来なくなっていたのです。

医師の診断は国の指定難病「後縦靭帯骨化症」でした。あまりにも突然の事で頭が真っ白になり、現実が受け止められず茫然自失の状態でした。

一週間後の検査で「腰椎隅角解離」と再診断され指定難病の診断こそ覆りはしたものの、歩行出来ない状態はその後も続き、長期入院生活を余儀なくされました。

車椅子での入院生活が3ヶ月を過ぎたころの2013年3月、症状が改善しないため名医のいる病院へ転院。8時間におよぶ手術（腰椎固定術）に成功。その後5ヶ月間にわたるリハビリ生活を経てようやく社会復帰することができました。

今まで当たり前に思っていた、『歩けることの幸せ』、『普通に暮らせることの幸せ』を噛みしめながら、「人生は一度きり。どうせなら悔いない人生を歩んでいきたい！」そんな想いから、社会復帰を機に勤めていた税理士法人を辞めて独立開業いたしました。37歳の夏でした。

顧問先ゼロ、身一つでの開業でしたので不安な気持ちも当然ありました。ただ、それ以上に「一度死んだ身。ダメもとでなりふり構わずやってやるぞ！」と強い想いを胸に、毎日死に物狂いで仕事に打ち込みました。

おかげさまで開業以来たくさんの方々と出会い、そしてご縁をいただくことができました。素晴らしいスタッフにも恵まれ、ゼロからスタートした顧問先の数も開業6年（2019年10月時点）たった今、200社を突破することができました。

税理士という仕事を通して、社会や人のお役に立ちたい！スタッフや顧問先のお客さま、関わる人皆がハッピーになっていただきたいというのが私の願いです。経営者の皆さまとともに、これからも一緒になって喜び、悩み、成長していきたいと思っております。

今後とも「村田健二税理士事務所」をどうぞよろしくお願いいたします。